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 片倉 末来
   (かたくら みらい)


  身長 : 170cm
  胸囲 : D
  属性 : 光
  武器 : 自在剣、自律武器
   声  : 桜川未央


 【共通部及び奈岐編】

  ・紹介

   崎曄女学園三年在籍。天然かつ穏やかな性格、見目麗しい容貌も相まって御花会に属する
   他の巫女候補からも慕われている。鼎が探す母親と瓜二つの外見をしている不思議な女性。
   鼎に対し、母に会うには巫女になる必要があると言い、
   また、巫女になって真実を見極めるよう告げる。

   末来は巫女として卓越した力を持つ。片倉家は櫻井家の分家である。
   巫女候補であるが、一対からは外れている。儀式での巫女として選出された一対に
   不慮の事態があった際には、末来がそこに加わる事になっている。

   鼎が海に溺れて水浸しになった際には、着替えや食料を調達したり、身体を拭いたりと、
   何かと世話を焼いた。鼎の事を常に気にかけている。鼎が初めて星霊石の力を使った後、
   その処遇が決定される際には、松籟会に引き渡さないようにと学園長に詰め寄った。

   鼎が心身を酷使して意識を失った際には、直ぐに駆けつけ、寮まで背負って行った。

   ちなみに魚の捕り方は未来が末来に教えた。一人称は、未来と同じく「ボク」。
   学園寮では寮長を務めている。(末来編では、寮長として夕食時に点呼を取ろうとする姿もあった。

   寮長の部屋は、他の生徒の部屋と同じ作りになっている。料理はそれなりに自信があるという)

  ・核心 

   数百年以上も昔に封印の礎となった、おそらくは巫女の始祖。
   未来が巫女となり贄とされかけた時に、未来の手によって礎から解放された。
   魂だけとなり自分の姿形と記憶を失っていたそれは、目の前の未来に自身を似せた。それが末来。
   未来と末来の間に生まれたのが鼎であり、鼎は末来の分御魂。
   七年前に未来が織戸伏に戻った際には、鼎が島に来た時のことを頼まれていた。

   鼎が未来に会おうとするなら、それを導くのが末来の使命ではあったが、
   幾度と無く鼎を遠ざけようとする。だがそれは鼎を戦わせたくなかった為。
   後に巫女の真実を知った鼎と、それが原因となり衝突する事もあった。
   しかし自らの意志を貫く為の、因習を断ち切る為の巫女になる事を決意した鼎と和解する。
   封印の綻びが強まった際に、またも礎となる事を受け入れる。
   最後に鼎を一目見る事は叶わなかったが、
決戦時、
   
鼎が末来の星霊石を解き放った際に言葉を交わし、鼎に“末来お母さん”と呼ばれる。
   鼎達によって門に完全な封印が成され、
   未来と共にその魂は解放され、門の向こう側へと還っていった。


 【八弥子編】

  ・核心

   遠い昔に封印の礎となったが、一人で封印を保つ事は不可能だった。
   それ故、一対の巫女という因習が生まれ、巫女の命と力を贄として捧げる事となった。
   そうして囚われていた末来を、未来が解放した。
   七年前、末来の代わりに頼継が封印を試みるが失敗。

   その際に礎となり門に囚われた未来を救う為にも、末来達は戦い続けて来た。
   封印を完全なものにし、因習を終わらせる事が未来と末来の悲願であった。

   未来の魂が鼎と勾玉に呼応し、封印の綻びが強まり、儀式の予定は早まった。
   奈岐達と行動を共にし、松籟会の追跡をかわしながら、封印に向けて準備を整える。
   決戦を迎え、八弥子が白い穢れを祓い、末来が未来と一対の礎となり、鼎が門を閉じる。
   完全な封印が成され、因習に終わりをもたらした。
   末来と未来の魂は礎から解放され、門の向こう側へと還っていった。

   巫女が穢れとなり苦しみ続けていた事、自身もまた鼎の母親である事は告げなかった。
   それは、何より鼎に幸せとなって欲しかったからである。


 【末来編】

  ・核心

   数百年前、最初の儀式で贄となり礎となった巫女。それが末来。
   そこから末来を解放したのが未来。末来という名前は未来に分けて貰った。
   肉体的には既に消滅しているが、黄泉へ通じる門がある織戸伏という土地と、
   星霊石の力によって、末来は人の形を維持する事が出来る。
   この長い時の間に自身の姿さえ忘れてしまい、未来の姿を借りる事になった。
   末来は魂だけの存在であり、また未来が望んだ為もあり、
   同様にして鼎という子を宿すことも出来た。

   七年前、未来が織戸伏に戻った際には、鼎の事を頼まれていた。遺言にも似た覚悟と共に。
   封印を維持するには巫女を捧げるより他になく、松籟会もまた歴史の被害者なのだと鼎に説く。
   因習を終わらせる事は、末来と未来の悲願であった。

   頼継や学園長と同じく、未来の魂が鼎と勾玉に反応している事に気付く。
   勾玉を狙って松籟会が動き出し、真琴を鼎に差し向ける。
   頼継からの報せを受け、真琴から鼎を守る。また、この時、真琴に真琴の母親の事実を伝えた。
   連絡船での一件は、頼継からの情報を受けての事であったと判明。
   その際には星霊石を使った。(島の呪縛から逃れる為というよりは、むしろ維持する為と考えられる)
   真琴を退けた後、力を使った為、星霊石の事で頼継の元へ向かう。(末来の言では“野暮用”)
   自身と未来の事で話があると言い、鼎と待ち合せの約束をする。ロビーで落ち合い末来の部屋へ。
   鼎に勾玉と未来の真実、また断片的にだが自身と因習の真実を伝え、完全な封印を行う事を告げる。
   翌日この件を受け、頼継に呼び出されて鼎と共に向かう。
   ここで頼継の口より、末来もまた鼎の母親だと判明する。(末来はこれを伝えるつもりは無かった)
   同時に未来は頼継の姉だと語られる。この後、学校へは行かず、一日未来の話を鼎に聞かせた。
   部屋で鼎を寝かしつけた後、礎となるべく祠へと向かう。
   門の前にて、後を追って来た鼎の力も使い、白い穢れを祓う。

   末来は穢れを門に還し、自身はまたも礎となった。
   だが決死の鼎は門を幾度となく斬りつけ瘴気を祓う。

   光が瘴気の中から溢れ、鼎は未来の声を聞き、必ず封印の方法を見つけると約束する。
   鼎の呼びかけに応え、光の中で末来はその手を取った。
   後日談では、鼎と手を繋ぎ、これからも一緒に生きて行く事を決意する。


 【ネタ・他】

   鼎の着替えの際に発育を確認したり、添い寝をしようとしたりする。
   身体を拭く際や、首筋を突いたりする時に鼎が思わず声を出してしまうような触り方をする。
   鼎の頭を撫でるのが好き。見鬼の業を、その天然さによって無効化している。


 【戦闘】

   自律武器による遠距離攻撃と、距離の変化する大剣を高速で振るう。

   星霊石は首元のペンダントとして付けている。

   名称 入力回数 / ヒット回数 消費AP 威力  補足
  基本格闘   薙 (なぐ)        
  基本射撃   撃 (うつ)        
  ダッシュ攻撃          
  スキル1   穿 (うがつ)        
  スキル2   放 (はなつ)        
  スキル3   廻 (めぐる)        
  スキル4   昇 (のぼる)        
  スキル5   弾 (だん)        
  一霊天破   祓 (はらい)   70    

  ※支援攻撃は、威力大・消費BP30


 【考察】

  ・末来の決意  (奈岐編)

   末来さんが、“「巫女の力で穢れを奪うこと、それだけだよ」”と口にし、
   鼎に真実を伝えなかったのには訳がある。
   初めの内は、鼎を戦わせたくなかったからで、
   この時(下記引用)には鼎の未来への想いが本物だと解かっている為。

   それに真実を伝えれば、鼎は嫌でも戦う道を選んでしまうだろう。
   人の痛みが解かる子である事は、鼎の行動に顕われている。

   真実を伝えようとも、伝えなくとも、結果として戦う事になるのなら、
   少しでも苦しみは少ない方が良い。

   加えて、因習を断つには、今年は千載一遇の好機であり、 最初で最後のものとなる。
   両親に母を持つ純粋な巫女である鼎、 巫女の始祖とされる末来さん、
   二人の鬼子、昌次郎を筆頭とする 本土の修験者、巫女の力に特化した禰津家。
   御三家や中村家など。かつて無い戦力と知力が揃っている。

   鼎が未来に会う事を心から望み、その過程で真実を知り、
   それでもなお戦おうとするなら、それは自分の意志である。

    <鼎を戦わせたくない末来>

     末来
       “「鼎は本当にお母さんに会いたい?」

      鼎
       「その為に――私、そのためにこの島に来たんです」”

       “それでもはっきり告げると、何故か末来さんは目を伏せてしまう。”

       “私の言葉を重く受け止めてくれたようにも見え、
       またどこか自分の迷いを隠すようにも見えた。” (奈岐編 1-1-9-2)


     末来
       “「もし鼎が本当に真実を望むなら、その道標となること……それがボクの使命」”


       “「鼎の手を引いていくことは出来ない、でも、
       その道を教えることだけは出来る――鼎がそれを望むならね」

    
       真面目な口調で淡々と、でもどこか寂しげな横顔を見せる。

    
       「それがどれだけ困難な道でも鼎が進むというなら、ボクは約束に従ってみせる」”

    
       “困難な道っていうなら、もう充分にその道を歩んでいる気がする。

       それにお母さんに会うっていう目的は揺るがないから。
    
      鼎
       「私はお母さんに会うために、この島に来たんです」

       「七年前にいなくなってから……ずっと会いたかったお母さんが
       この島にいるなら、絶対に諦めたくないです」

       すると末来さんはやっぱりどこか寂しげに微笑んだ後、

     末来
       「――うん、鼎がそう望んだから、ボクは約束を果たすよ」

       末来さんは静かな瞳を少しだけ揺らして私を見つめる。
       確かな決意と、どこか悲しむような……迷い?” (奈岐編 1-1-9-5)


       “私を船から突き落とした女の子も……今の子達が着てた制服……同じ制服だ。
       崎曄学園には松籟会の手が入っていないって末来さんが言ってたけど……
      どういうことなんだろう?” (奈岐編 1-2-1-2)


       ⇒ 鼎を戦わせたくない末来。情報を正確には伝えず、あえて遠ざけようとした。


     末来
       “「そう――これでもう本当に引き返せないね」”

       “「――それにしても、最初からここまで出来るなんて」”

       “ただ末来さんが戦闘の痕を見て、どこか悲しげに目を伏せる。” (奈岐編 2-1-1-1)

  ・鼎の意志を尊重する未来と末来  (奈岐編) 

   鼎が末来さんに対して怒っていたことにも、当然理由はある。
   鼎は、巫女の真実を教えて欲しかった。
   自分に特別な力があるなら、それに見合う責任を負いたかった。

   末来と未来は、鼎に戦って欲しくなかった。
   たとえ特別な力があっても、自ら望まない限りは巻き込みたくなかった。

   親の心子知らず……と簡単に言うべきではないが、
   末来さんの真実と、穢れの更なる真実を知らぬ鼎にとって、

   未来と末来さんに自分の気持ちを置き去りにされたように感じた事は確かだろう。

   ある意味で反抗期、末来さんとの初の親子喧嘩とも取れる。

    <鼎を巻き込みたくなかった末来>

      鼎
       “「ちゃんと話してくれないと、何も分からないじゃないですか……」

     末来
       「それは……」

      鼎
       「知らない方がいいことだってあると思います。
       でも知っておかないといけないこともあるんですよ」

       「目を背けたくなるような現実でも……私はそれを知って、その責任を背負いたい」

       「穢れの記憶を見たんです……あんな無念な思いを、巫女達はずっと繰り返してきた」

       「私は……それを知らないことで済ませたくないです」

     末来
       「鼎……」
    
        鼎
       「お母さんが知ってる七年前の私じゃないんですよ、もう子供じゃないんです」
    
       私はトレイを拾い、床に転がったパンを乗せていく。
       それから立ちあがると末来さんへ頭を下げた。

       「すみません、末来さんに強く言うことじゃなかったです」

       「お母さんが末来さんに言っただけなのに……ごめんなさい」

       なまじ姿が似ているだけあってか、感情的になってしまう。
       落ち着かないと、しっかりしないと……頭の中で言い聞かせる。

      末来
       「鼎、ボクも鼎には知らないままでいて欲しいと――」

        鼎
       「少し頭を冷やします。奈岐も待ってますし」

       末来さんの言葉を切り、一礼してから階段を早足で昇っていく。
       織戸伏の秘密を隠し通そうとされたことよりも……。

       もし私に責任が生じたら、それを庇うつもりだったことに、
       行き場の無い怒りを感じてしまっていた。

       お母さんも末来さんも、最初からそのつもりだったんだ。

       「そんな形で……甘やかされても……」

       悔しさだけが滲み出て、気付くと頬に涙が伝っていた。” (奈岐編 7-3-1)


    <鼎の意志を尊重>

     未来 “「そう、自分のことを決めていいのは自分だけだよ。
         最後に選ぶのは、いつも自分の意志なんだ」” (奈岐編 1-1-5) 

     末来 “「やはり――始まってしまったね、未来」
         「鼎、その力の使い道を決めるのはキミ自身だよ」” (奈岐編 1-2-7-4) 

     末来 “「鼎の意志は?」” (奈岐の尋問を受けるに際して) (奈岐編 5-2-2) 

     末来 “「鼎、ボクの道標はきっとここまで。 あとは自分の意志を信じて、
         鼎は鼎の道を行くんだ」” (奈岐編 8-2-1) 


  ・末来の部屋 (末来編)

   末来の部屋が、自分の部屋の近くにあることに驚く鼎。これは、互いの関係の象徴でもある。
   つまり、鼎にとって末来は遠い人にも思えたが、本当は身近な存在であるということ。

    “カチャッと音を立てて、末来さんが部屋の鍵を開ける。
     そんな部屋の場所は驚くべきことに……私の部屋から、ほんの少し離れたぐらいの場所にあった。
     目を凝らさなくても自分の部屋が見えてしまう。” (末来編 5-1)


 【資料】

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