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用語集


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 ・一霊四魂  ・御花会  ・崎曄女学園  ・松籟会
 ・本戦  ・神話  ・家柄  ・織戸伏島
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  ※奈岐編での設定を基本とし、八弥子編と末来編での設定を付記する。
  その際には、出所が分かるように構成していく。下級生ルートは別のページに記載する予定。
  基本的に、上から順に読むことを念頭に置いて各項を配置した。


 神狼】

  猿神伝説というものが各地にあり、織戸伏の地方に伝わるのは一匹の白い狼の話。

  昔、山に住む猿神が毎年、若い娘を贄として麓の村に要求していて、
  贄を出さぬ年があれば災害が訪れるという。白羽の矢が立った家の父親が、
  娘を差し出したくない為、猿神が住む社に忍び込み弱点を探った。
  寝床で漏らした独り言にて、猿神は神狼から逃れこの地に辿り着き、
  その神狼は自分のことを探しているようだがまだ気付いていない、ということを聞く。
  父親は八方を尋ね、織戸伏の地で神狼と会う。神狼は願いを聞き届け、
  贄を要求された夜にたった一匹で猿神に挑む。
  そして翌朝、村人達は打ち倒された猿神と、骸と化した神狼を発見する。

  村人は神狼を手厚く葬り、新たな社を建てたという。



 鬼子】

  鬼子とは、親に似ず生まれた子の俗称である。

  織戸伏には色素の薄い子が生まれ、それを鬼子と呼ぶ。
  鬼子は類い稀なる才能を以って巫女となる言い伝えがある。

  数十年前は、鬼子ならすぐに巫女に選ばれていた。
  しかしここ数十年は鬼子が生まれてこなかった。
  男の鬼子は間引かれ、女の鬼子は生まれた時に巫女となる定めを背負わされる。

  鬼子は、魂を見ることが可能な“見鬼の業”が使える。
  直接目で見る必要があるが、その有効距離は長い。
  対象者は別の事を考えていれば、当の思考を読み取られる事は無い。

  見鬼に対する心得がある者は、末来、学園長、葉子、昌次郎、松籟会の者の一部など。

  本土の修験者が、魔を見破り祓う為、修行によって後天的に得る見鬼とは異なり、
  織戸伏に生まれる鬼子の見鬼は先天的なものであり、
  文字通り、魂を見るものである。鬼は中国で魂を意味する。

  鬼子の身体能力は常人と変わらないが、知的能力は遥かに凌駕する。

  鬼子が二人いるのは前例が無いという。


 伝承】

  織戸伏に伝わる伝承。

  空から降ってきた大きな火の玉は、三日三晩、島の森を焼き、
  島の人たちも焼き尽くそうとした。漁に出る男たちのいない間に
  島を守る女たちが火を鎮め、火の玉が再び暴れないように封印を施した。

  今でも封印の過程はお祭りとして行われ、少女が二人、
  一対の巫女に選ばれ、儀式を行っている。

  この火の玉とは、おそらくは隕石か何かであり、
  その落下の衝撃が地脈に影響を及ぼし、生と死の世界が繋がったと考えられる。

  「黄泉の門」を参照。


 黄泉の門】

  門は黄泉の世界、常世の国へと通じている。

  祓われた穢れの魂は門へと還り、そこで瘴気が集結し、再度穢れを構成する。
  死んだ巫女の魂は永久に門に囚われ続け、苦しみ続ける。
  その悲しみや怒りや恨みが、門の不完全な封印を保つ力になる。

  一, 巫女、贄となって穢れに喰われる
  二, 魂が門に囚われる
  三, 負の感情が瘴気となる
  四, 穢れとして生成
  五, 巫女の力で祓われる
  六, 門へと還る (以下、三~六を繰り返し、門は封印の力を維持する)

  星霊石は、門から削り出して精製する。
  巫女の力でしか穢れを祓うことが出来ないのは、
  力の方向性は違っても、どちらも魂の力である為。

  門から溢れる瘴気には、判断を鈍らせる成分が含まれている。
  予備知識があれば、(意識することで)効果は弱まる。
  催眠状態が浅ければ、僅かなショックで覚醒出来る。七年前の敗戦で頼継はこれを知った。

  「伝承」を参照。

   ※“門”だけでは見落としてしまうと考えた為、“黄泉の門”という語を新たに設けた。
   作品設定上の正式名称は、あくまで“門”である事に注意


 礎】

  黄泉の門を封印する存在を指す。

  末来は数百年以上も昔に礎となり、門の封印とされていた。
  末来を解放することで、封印には綻びが生じた。一度解かれた封印に対し、
  贄を捧げることだけでは、その門を維持することは出来ない。

  七年前に頼継が本土の修験者と共に完全なる封印を施そうとするが、松籟会に阻まれた。
  その際に未来が頼継を助け、封印の礎となった。

  頼継は未来を解放する為にも、力を持った巫女である末来と、
  その分御魂であり、複数の星霊石を扱える稀代の巫女である鼎を礎とし、門の完全なる
  封印を図ろうとした。門を鎮める魂に何が足りていなかったのかを、見鬼の業で頼継は知った。

  しかし頼継は、封印の綻びが強まるまでは、鼎を贄とするつもりは無かったというのが真実である。
  彼の真の狙いは、あくまで姉である未来の意志を継ぎ、門に完全なる封印を果たす事にあった。

  鼎達の手によって、完全なる封印は果たされる事になる。


 贄】

  門の不完全な封印を維持する為、年に一度、祭りの時期に巫女を穢れの生贄とする事。

  礎となっていた末来を解放する事で、門には綻びが生じた。

   ※礎と贄は似ているが若干異なるものであり、極言すれば、
    前者は封印自体であり、後者はそれを維持する為のものである



 儀式】

  儀式とは、戦いの奉納である。巫女が参加する祭事が行われるのは、通常なら八月。

  戦いの奉納は、年に一度のみ立ち入りが許される禁断の祠の前で行われる。
  これは二百年前の戦いの再現として、穢れと戦う事である。


  奉納の戦いは、死の危険が伴う。その代価として、巫女候補は学園で、
  その家族は松籟会の庇護を受け、不自由なく生活を送る。

  その実体は、門の不完全な封印を維持する為、巫女を穢れの生贄とする事。

  未来が贄とならずに生還した為、数日間、島に無数の穢れが溢れ、
  当時の巫女候補は死に物狂いで戦った。代わりの贄となったのは真琴の母。

  祠の広間への扉を力尽くで開けるには、何十人単位の男手が必要。

  「黄泉の門」を参照。


 穢れ】

  穢れの外見的特徴として、以下が挙げられる。
  赤く光る目、体長は2m程、爪は鋭く長い、木の幹ほどあるような太い腕、鋭い牙、
  低く唸る、仮面のようなものを装着、下半身を隠す布がある。

  穢れを祓うとは、穢れの命を奪う事とされている。
  祓われた穢れの身体からは、光の球が溢れ出し中空に溶けていく。
  生命活動の停止と共に穢れが空に還る、というのは松籟会の教え。

  「黄泉の門」を参照。

  決戦の日に穢れの気配が強かったのは、例年と異なり、封印が綻び始めていた為。


  以下は奈岐の調査より。

  穢れにはそれなりの知性がある。群れは作らない。テリトリー意識は無い。
  絶滅するほど少ない訳でもない。複数での出現は多くて三匹程度。

  穢れは星霊石の力に引き寄せられている。南方で遭遇することは少ない。

  巫女の力以外では祓えないが、傷を与える事は出来る。

  白い穢れと黒い穢れについて。

  枷を外した星霊石を使っても、奈岐が白い穢れを祓う事が出来なかったのは、
  力の増幅と門からの供給があった為。
  頼継が未来の(鼎の)とは別に勾玉を作り、これによって穢れの力を増幅。
  門からの供給を受けて、無尽蔵に力が湧き出る仕組みとなっている。
  その源は、贄となった巫女の嘆きである。
  更に、頼継を取り込んだ際には、見鬼の業をも使用可能。


 巫女】

  織戸伏島における巫女とは、
  伝承における火の玉を鎮めた、一対の巫女を再現する役目を指す。

  資質があると判断された場合、星霊石が授けられる。
  その判断を行うのは、祭事を司る松籟会である。

  この巫女には星霊石を扱う特別な力が必要であり、
  巫女を輩出した家系に星霊石は受け継がれる。

  星霊石は、巫女の資質を持つ子の魂の呼びかけに応え、力を授ける。
  星霊石を所持し、扱える者は少数。巫女候補としての条件である。

  巫女の力の発現は、他の巫女に伝わる。鼎の勾玉は変身時には剣へと変わる。
  変身すると、身体能力が向上する。

  魂の存在と直結する場所が織戸伏にはあり、
  それ故に星霊石があり、それ故に巫女の力が発現する。

  「黄泉の門」を参照。


 星霊石】

  星霊石は、巫女の資質を持つ子の魂の呼びかけに応え、力を授ける。


  資質があると判断された場合、星霊石が授けられる。
  その判断を行うのは、祭事を司る松籟会である。

  巫女を輩出した家系に星霊石は受け継がれる。

  魂の存在と直結する場所が織戸伏にはあり、
  それ故に星霊石があり、それ故に巫女の力が発現する。

  禍言を口にしてはいけないのも、その為。


  「黄泉の門」を参照。

  一対として相手の星霊石に触れることで、力の交信が行われる。
  星霊石の力は、装束を纏わなくても多少は使える。


  真琴の島外での活動に際し、用いた星霊石の欠片は高純度。

  諏訪家は、星霊石を加工する技術を受け継いでいる。
  頼継が松籟会に属すことが出来る理由の一つでもある。

  勾玉は、禍時に生まれた魂を示す、禍魂という皮肉。
  禍時に石を加工すると、魔が宿るといわれており、
  その禁忌を犯せば、より純度の高い霊石が作り出せる。
  これを頼継が打ったのは、贄にされかけた未来を助ける為。

  星霊石は、黄泉の門から削り出して精製される。

  未来と鼎は、心を通わせた人の数だけ星霊石を扱う事が出来る。

  鬼子の力に合せて枷を外すことも出来る。
  その際は幸魂の状態ですら、真琴の大剣を切断する程、奈岐の力は引き出されていた。
  由布の射撃を一瞬で構築した氷の障壁で阻む事や、自立武器として氷の短刀を使用した。



 呪い】

  織戸伏島に生まれた子は、その血や魂が封印されているものに結び付けられる。

  それ故、巫女の資質がある子は島から出られない。

  島の子は小さい頃から言い聞かされてきた上、実際に瀕死で戻った候補がいたという。

  星霊石の欠片で一時、呪縛から逃れられる。
  勾玉(高純度の星霊石)の場合、長時間(年単位)無効化出来る。

  「黄泉の門」を参照。


 御魂】

  巫女には、一対として魂そのものを表現するという決まりがある。
  この魂は神道における概念で、荒魂(あらみたま)と和魂(にぎみたま)に当たる。
  故に一対でなくてはならない。


  祭事が続くにつれ、一霊四魂(いちれいしこん)という考えが織戸伏島にも訪れる。
  一霊四魂とは、心は四つの魂から成り立ち、一つの霊が取りまとめているという考え。
  その内訳は、荒魂(あらみたま)、和魂(にぎみたま)、幸魂(さちみたま)、奇魂(くしみたま)。
  現在の祭事では、巫女は和魂ではなく、幸魂を体現していると言われている。
  勇猛な荒魂に対し、愛情を示す幸魂を対にすることで、一対としてのバランスを表現する。

  直接戦闘を行うのが、荒魂を体現すること。それを支えるのが、幸魂を体現することである。

  巫女の力を充分に発揮するには、一対の存在で戦うことが不可欠。
  幸魂での支援とは、ある巫女が荒魂を発現させた後、
  もう一人の巫女が持つ星霊石に触れ、力の交信を行うこと。
  そして、もう一人の巫女が幸魂を発現させる。
  そこから幸魂の巫女は力をコントロールし、ペアの巫女に集中させる。


  今年度は、巫女に選ばれた内の一方が儀式に参加できない事となった場合、
  末来が巫女として一対となる事が決まっている。
  それ故、末来はペアとならない。この場合、巫女候補は実質八人という事になる。


 一霊四魂】

  一霊四魂の思想が織戸伏に入るまでは、荒魂と和魂を一対として御魂を体現していた。

  (親和 + 知恵 + 愛情) ⇒ 和魂

  (荒魂 + 和魂) ⇒ 御魂  ※鼎と奈岐、黒髪の少女(紗綾)と鬼子の少女(霧絵)

  (荒魂 + 幸魂) ⇒ 御魂  ※他の巫女候補達


  以下は小考察。

  一霊四魂という概念は古神道における概念だとされている。
  しかし典拠は不十分だそうで、中世以降に現れたらしい。

  正直な所、これは思想に過ぎない為、筆者はあまり追及しない。

  そもそも、親を現す和魂と、愛を現す幸魂は、大きな括りで一つに数え入れてしまうべきだろう。
  親は愛の形の一つと見なせるからである。それに直霊が四魂を束ねているとするくらいなら、
  部分である奇魂に全体を統合する機能を与えれば済む事だ。
  東洋の考え方は、総じて区分が上手くない。とは言え、古人なりに考えた事なのだろう。
  互いに相対して、言葉を尽くせば、きっと納得させてくれたはずだ。

  前置きはこれまでにして、本作における一霊四魂を考える事にする。

  本作の後半に、一対の一方が荒魂を体現し、
  他方が和魂(親和)・奇魂(知恵)・幸魂(愛情)を体現することと判明する。

  当初は、荒魂と幸魂だけと教わっていた。しかし、
  一霊四魂の思想が織戸伏に入るまでは、荒魂と和魂を一対として御魂を体現していた。

  鼎 「荒魂を体現する巫女、それを支えるもう一人の巫女は
     親和を、知恵を、愛情を――和魂を体現する」

  この文章にあるように、和魂が三つの魂を体現するという意味で用いられている。
  その根拠は、―記号が同格を示していると解釈されるからである。
  つまり、(親和 + 知恵 + 愛情) ⇒ 和魂 と取る事が出来る。

  この荒魂と和魂は互いに反している為、ある意味、
  炎と氷の関係、鼎と奈岐の属性における相反関係に通じるものがある。


 御花会】

  御花会とは、巫女を選抜する為に作られた集まりである。

  つまり、御花会は巫女候補によって構成される。

  知識と教養、巫女としての力を学ぶ場でもある。当然、星霊石の扱いも含まれる。
  儀式で死なない為に、巫女候補は御花会で能力を上げる必要があるとされている。
  故に、実戦形式の模擬戦を行う。これは松籟会にモニターされ、巫女選びの指標にもなる。

  巫女候補の活動は、他の生徒や島民には伏せられている。穢れのことも同様。

  謹慎中であっても、割と自由に行動してもよいのだという。
  その理由は、巫女候補が謹慎中だと他の学生に知られれば、御花会の尊厳に関わる為。

  今年度は神住が御花会をまとめている。 (⇒ 宗家の最上級生だからだろう)


 崎曄女学園】

  鼎達のクラスの人数は、二十人いるかどうか。崎曄女学園の勉学は、都会より進んでいる。
  校内の食堂はカフェテラスであり、職員室はその手前に位置する。
  寮は私物の持ち込みは、ほぼ厳禁。鼎達の部屋は三階にある。

  食堂は鼎達の教室よりも下の階。(八弥子編より)

  崎曄女学園に属するのは、特別な家柄のみ。
  星霊石を所持し扱える者は少数であり、学園でもさらに特別な存在。
  そこに島の外の人間を入れる事は普通無い。

  一般生徒からも巫女候補は特別視されていて、巫女になる事は島の子にとっては夢であり憧れ。


 松籟会】

  松籟会とは、島全体に根を伸ばす一大組織である。

  島の人間には畏怖されている。松籟会が黒と言えば、白も黒になる。

  穢れ退治に関わった家で構成され、祭りを取り仕切っている。

  祭りというのは意外に複雑であり、一部は形骸化しているが、
  何をするべきなのかを伝承する必要があるという。

  誰と誰が一対になるのかは、松籟会から学園長に伝達される。
  巫女を選ぶのは学園と松籟会という事になっているが、実質は松籟会の独断。
  島の人間の信頼を集める事が念頭にあり、穢れを祓う事は二の次となっている。

  島の南にショッピングモールがあり、これは松籟会の企業誘致によるもの。
  その理由は、現代において島全体に権力を及ぼすには、
  祭事を司るだけでは不十分である為。病院もまた、松籟会の管轄。

  未来の名が存在しない事になっていたのは、松籟会が手を回していた為。


 本戦】

  本戦とは、最も優れた巫女を選ぶ為の総当たり戦のようなもの。またの名を、禊祓乃儀(みそぎはらえのぎ)。

  去年も本戦で一番いい成績を残したペアが巫女に選ばれた。
  戦いの組み合わせは当日までは伏せられている。
  巫女の決定権は松籟会にある。学園側は意見するだけ。

  本戦では、一対の御魂を体現する必要がある。 (儀式に直結する為)


 神話】

  黄泉の国から帰ったイザナギは、海水で穢れを祓った。
  これが清めの塩の由来である。古事記より。

  劇中では、奈岐が海水を穢れに浴びせたが効果が無かった事が語られる。


 家柄】

  宗家とは、巫女を多数輩出した家柄を指す。遠山、風間、三輪がそれに当たる。

  遠山家は、松籟会の筆頭でもある。片倉家は櫻井家の分家である。

  保科家は分家で歴史も浅い、家柄はあまり良くないのは向山家も同じく。
  中村家は松籟会に連なる家柄であるという。
  禰津家は代々巫女候補止まりだが、歴史があり、巫女としての力に特化している。

  一度でも巫女を輩出した家は名家として優遇される。

  宗家同士の試合の場合、家柄が上の方を勝たせるのが通例となっている。

  「崎曄女学園」、「御花会」、「星霊石」、「巫女」の項を参照。


 【織戸伏島】

  本土の南方に位置し、澄んだ海と緑豊かな自然に囲まれた観光地である。
  古くからの因習に縛られた離島でもある。

  七年前に失踪した母を探す為、鼎は織戸伏島に訪れる。

  「伝承」を参照。


 環境】

  織戸伏島は携帯電話が通じる。 (神住が学園長と連絡を取った)

  織戸伏の夏は暑いが、蒸し暑くはない。


 地理】

  学園の周りは森ばかり。学園や寮は、森の奥に位置する。


  森の奥(上記よりさらに奥)までは、一時間以上歩く(鼎の感覚で)。
  その場所は海が近く、風に乗った磯の香りが届く辺り。森の奥は立ち入り禁止。

  水蒸気爆発が起きた浜辺は、島の北方。

  織戸伏は北へ向かうにつれ、海抜が高くなる。


  四匹の穢れを祓った海岸にて、一対の練習をする事になったのは、
  北に向かって起伏になっていて、森の木々で海岸が隠れるから。(水蒸気爆発を隠す為)


  姫渡り海岸は、主に崎曄女学園の生徒、御花会が利用可能。祭事の前までは御花会専用。

  本州と織戸伏島を繋ぐ唯一の連絡船は漁船。
  港は入り江にある。異国風になっていて、クルーザーも停泊している。(八弥子編より)


 施設】

  島の南には別の学園が存在する。 (特別な意味は無いが、一般家庭の子女が通うらしい)

  島の南にショッピングモールがあり、これは松籟会の企業誘致によるもの。
  その理由は、現代において、島全体に権力を及ぼすには、祭事を司るだけでは不十分である為。
  また、そこに至るまでには洒落た街並みが続いている。(八弥子編より)

  病院も松籟会の管轄下である。

  学園の北には、神社と祭りで使う祠がある。

  神社はため池の近くにある。社は朽ちていて、カビ、埃、腐食があり、立てつけが悪い。
  社を取り囲む森は、鎮守の森と呼ばれている。
  神域とされていたと思われる場所で、本来は穢れは入ってこれない。

  祠には松籟会の者が常に見張りに付いている。
  祠は洞窟内にあり、日の光が届かないように作られている。明かりが灯っているのは、星霊石の力。

  広間へと至る唯一の扉も、星霊石によって作られている。
  これによって、巫女は閉じ込められる事になる。
  力ずくで開ける場合には、数十人の男手が必要になる。


 食】

  織戸伏島は魚介類が豊富。特産品のカツオは、
  織戸伏ガツオとして知られている。五月でも脂が乗っている。

  由布、恵、縁子、神住はいつも昼食を共にしている。
  八弥子のオススメは日替わり海鮮丼。朝一で学園に魚が届けられていて、
  漁師が一番美味しいという魚が、この日替わり丼に使われている。

  校内の食堂はカフェテラスになっている。


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